鞆館について

■鞆館のコンセプト
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鞆館は、世界遺産センターのサテライト施設として、石見銀山遺跡の一部である鞆ヶ浦の港湾や銀山街道を解説案内するために整備したものです。
鞆ヶ浦の集落の成り立ちや、特徴、生業の解説を行うことを目的に明治〜大正期における鞆ヶ浦集落の特徴的な民家を復原しました。
■鞆館の歴史とくらし
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鞆ヶ浦集落は、江戸時代初期には漁村化していたことが古文書から確認でき半農半漁を営んでいたと考えられます。この家の4代目は大工を家業としており、大工道具も残されています。
この家は江戸時代末期ごろの建築と伝えられており、昭和60年頃までの間に3回の増改築が行われたと考えられています。
サテライト施設の設備としては、屋敷構えが最もよく整った、明治〜大正期頃の主屋と納屋を復原・整備しました。
この地域で保存食用に備え付けた「芋釜」を納めていた床穴(オモテ)を公開するほか、台所にはクド(かまど)や水瓶を配置し、玄関横の小便所や別棟の大便所(ヘンチ)、五右衛門風呂を再現しました。
■鞆館の情報
石見銀山世界遺産センターサテライト施設「鞆館」
開館時間:9:00〜17:00
開館期間:3月〜11月
観覧料 :無料〒699-2304
島根県大田市仁摩町馬路205
TEL :0854-88-3450